健康保険の標準報酬月額上限変更

 平成28年度からですので、少し先の話ですが、被用者が加入している健康保険等の標準報酬月額の上限が引き上げられます。健康保険法及び船員保険法における現在の標準報酬月額の上限は、47等級で121万円となっています。28年4月からは、この上に3等級が追加されます。標準報酬月額で47等級だった者が50等級まで引き上げられると、1箇月あたり約18000円、年間約216000円の保険料の増額となり、事業主はこの二分の一余りを負担することになります。
20151027_(表1)標準報酬月額改定

 また、賞与(累計標準賞与額)の上限も現在の540万円から573万円に引き上げられます。ここで賞与と保険料について、簡単にまとめておきます。ここでいう賞与とは年3回以下支払われるもので、標準報酬月額の集計から除外されるものを指します。逆に年4回四半期ごとに賞与を支払っているような会社の場合、この賞与はその名称にかかわらず、賞与額ではなく、標準報酬月額の計算に含めなければなりません。

 言うまでもなく、保険料を折半している被保険者もそうですが、事業主の負担も増加します。やはり、高齢化と医療技術の高度化の2つの「高」化の影響だと思われますか、医療費の増加は近年著しく、この傾向が止まらない限り健康保険料の引き上げは続くとみておいた方が、何かと間違いはないものと判断できます。
20151027_(表2)標準賞与額改定

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