平成24年度雇用保険料率など

 平成24年度の雇用保険料率が、下表のとおり、厚生労働省より告示されました。

 

  単位:(1/1000)
 事業の種類  平成24年4月1日以降 平成24年3月31日以前
 一般の事業  13.5(労働者 5・事業主 8.5) 15.5(労働者 6・事業主 9.5)
 農林水産、清酒製造の事業  15.5(労働者 6・事業主 9.5) 17.5(労働者 7・事業主 10.5)
 建設の事業  16.5(労働者 6・事業主 10.5) 18.5(労働者 7・事業主 11.5)

 

 = 閑話休題 =

 今朝のラジオで、給食の思い出というお題での便りの紹介をしていましたが、小生等は主食が全てパンだった時代の給食を食べて育った世代です。これは、まだ戦後の米国の対日政策を色濃く残していたためなのかどうかはよく分かりませんが、とにかくこれによってパン食に対する抵抗感が全くない味覚になって成長しました。かつて年齢の若い世代の同僚に、「俺、コロッケはさんだパンだけ食って戦える」と冗談を言ったところ、「エーッ」という顔をされたことがありました。私たちよりも若い世代は、地域によりばらつきはあるのでしょうが、給食において米食が徐々に失地を回復していったなかに育った世代なのです。

 このことから言えるのは、子供のころの習慣や体験が如何に重要かということであって、減少傾向にある我が国における米の消費量を増やすことは実に簡単なことで、学校給食にパンを出すことを禁止し、米と麺だけにすればよいのです。もちろん製パン業界からの反発は、食糧自給率を上げるという大義のために抑えられたと仮定してのお話ですが。

 話は飛びますが、「社会保障と税の一体改革」関連の論議が第180回通常国会で今まさに進行中です。年金の話をするときに、必ず俎上に上せられる問題の一つが無年金者等に関する問題です。現在でも約3500万人いる年金受給者の6割が収入は年金の受給だけということからして、高齢になってから無年金や低額年金であるのは非常に厳しいものであることが容易に想像できます。「最低保障年金」や「老齢年金受給資格期間を10年に短縮する」という考え方は、こういった現実から導き出されているのだと理解できます。

 しかし、それより先にやることがあります。多くの無年金者は、異口同音に「若いころに年金について何も知らなかった。意識していなかった。」といった類のことを述べられます。通常、人はお金の話には敏感に反応するものですが、なぜか「社会保障と税」に関して無知な人が多いものです。なぜ知らなかったかといえば、教えてくれる人が周辺に誰もいなかったからとしか考えられません。将来社会に出たときに自分自身の生活に直接関係している「社会保障と税」の仕組みの基本については、義務教育の期間中に教えておくべきだとつくづく思います。我が国の社会保障制度は、少子高齢化の進行もあって、確かに改革も必要な部分はあるのでしょうが、世界的に見れば、まだまだ捨てたものではありません。野放図なばらまきをする前にやるべきことは教育だと思っています。子供のころに身に染みて覚えたことは、そう簡単には忘れません。私たちのコロッケパン同様、忘れずに保険料を納める習慣も身に付くというものです。

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