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浅草行政なんでも相談所

 本日、維新を除く野党が共同で内閣不信任決議案を提出しました。会期末を控えたお約束なのかもと疑われる内閣不信任ですが、衆院解散の引きがねをひくきっかけとして期待もありました。結果は、与党多数で否決、会期延長もなくなりました。これにより、参院選の日程が定まり、消費税10%への引き上げも本決まりと考えてよいでしょう。アベノミクスの失敗がほぼ確定した瞬間でした。
 
 さて、総務省が開設している行政相談所は、浅草でも毎週金曜日に開催されています。場所は、生涯学習センター1階のアトリウムです。毎週、社労士、弁護士、司法書士などの士業に携わる専門家が、総務省の職員と一緒に担当しています。社労士は、毎月第4金曜日で、昨年4月から浅草社労士が担当しています。

 なんでも相談といっても、各士業の専門分野ということで、第4金曜日は、主に人事労務と年金などに係る相談が中心になります。また、行政に関する一般的な相談、苦情なども受け付けています。令和の御代になって第2回目の社労士による相談所開設は、28日となります。生涯学習センターのアトリウムで見かけられたら、是非お氣軽にお立ち寄りください!!!

 浅草行政何でも相談所 人事労務・年金相談
開 催: 毎月 第4金曜日 次回 6月28日
場 所: 台東区生涯学習センター1階
時 間: 13:00 ~ 16:00

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平成時代の省察

 エドマンド・バーク著「フランス革命の省察」の翻訳者でもある評論家の佐藤健志さんが、今朝の文化放送ラジオでニュース解説を担当されていました。その中で、「平成とは、パイが縮小する中でずっと椅子取りゲームをしていた時代でした。従って、椅子に坐れない人が出てくるわけですが、それは自己責任と片づけてきた時代でもありました。」と独特の立て板に水的語り口で話しておられました。確かに、日本経済は泡沫経済がはじけて以来、失速し続け、緊縮財政で経済成長も止まったような状態が続いています。特に、1997年の消費税を3%から5%に引き上げて以降の停滞は、ひどいものでした。

 このところ、川崎市登戸で起きた凄惨な通り魔事件、それが引き金になったとも思われる元農林事務次官による殺人事件などとひきこもり問題との間には密接な関連性があるのだろうと推測されます。佐藤氏は、正確な実態がつかめぬゆえに不氣味なひきこもり問題を生み出した社会の背景について「パイが縮小する中での椅子取りゲーム」との比喩を使って指摘しておられたわけです。平成時代の不況は、多くの人を経済的理由による自殺に追い込んだという指摘がありますが、ひきこもりの問題も、雇用の問題と結びついた経済的な側面が相当に大きかったと考えられます。

 小泉政権が誕生する少し前くらいに米国駐在から帰国した浅草社労士も、個人主義の毒がすっかり回っていて、いわゆる日本的経営というものに疑問を抱くようになっておりましたが、小泉首相の有力ブレーンにして政権にも参加された経済学者の言葉を「まさにその通り、自己責任が大事なんだ」と歓迎していた時期がありました。

 しかし、いま振り返れば、米国流の「成果主義」を入れても、日本の会社はかつての輝きを失うばかりだった氣がしてなりません。1980年代、世界を席巻した日本の家電メーカーなども、三洋電機が消滅し、Sharpは外資の傘下に入りました。重電の雄であった東芝でさえ、倒産の危機に見舞われて再建の真っただ中にあえいでいます。個人主義に根差した成果主義というのは、組織を支える個々人が能力を高めていけば、組織全体が活性化し、強くなるという思想・信念に立脚した考え方です。この考え方は、勝者の発想で、組織全体、つまり敗者に対する配慮に欠けるきらいがあります。個人主義が徹底し、自己責任の考え方が貫かれている米国でさえも、あまりに大きくなった経済的格差やそれによってもたらされる社会の分断が問題視されるようになってきています。歴史的に、集団主義的傾向の強かった日本人にはそもそも合っていない構造改革が強引に推進されてしまったという側面が平成時代にはあったのではないでしょうか。

 とはいえ、厳しい時代は強い個人を生み出すということも事実です。野球のイチロー選手、大谷翔平選手をはじめ、個人の能力で突破していく日本人の活躍が散見され、頻繁に話題に上るようになったのも平成時代かもしれません。就職氷河期に社会に出たという女性と話をしたとき、「私のときは就活が本当に大変だったので、とにかく採用してくれた今の会社を絶対に辞めないし、頑張れる。雇用情勢が上向いたときに採用された若者が簡単に辞めてゆくのは信じられない。」という趣旨のことをおっしゃっていたのは印象的でした。厳しい寒さは人を鍛え、ぬるま湯は人を堕落させる、という一面も確かにあるのですが、人というのはつくづく一筋縄ではゆかないものなのです。正解のないところに「解」を求めて彷徨う新たな時代が令和時代の本質になるのかもしれません。そういう省察の機会を与えられている日本という国、そして御代替わりには、感謝しつつ向き合ってゆかねばなりません。

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浅草行政なんでも相談所

 総務省が開設している行政相談所は、浅草でも毎週金曜日に開催されています。場所は、生涯学習センター1階のアトリウムです。毎週、社労士、弁護士、司法書士などの士業に携わる専門家が、総務省の職員と一緒に担当しています。社労士は、毎月第4金曜日で、昨年4月から浅草社労士が担当しています。

 なんでも相談といっても、各士業の専門分野ということで、第4金曜日は、主に人事労務と年金などに係る相談が中心になります。行政に関する一般的な相談、苦情なども受け付けています。令和の御代になって最初の相談所開設は、24日となります。生涯学習センターのアトリウムで見かけられたら、是非お氣軽にお立ち寄りください!!!

 浅草行政何でも相談所 人事労務・年金相談
開 催: 毎月 第4金曜日 次回 5月24日
場 所: 台東区生涯学習センター1階
時 間: 13:00 ~ 16:00

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新天皇陛下弥栄

 本日、新天皇陛下が即位され、元号が令和と改まりました。平成の御代といえば、戦争のなかったことは何より素晴らしい時代だったといえますが、バブル経済で調子に乗った後の混迷と衰退の30年という側面も否定できないところです。令和の御代が、新たな価値を生み出す力を取り戻し、大いなる繁栄の時代になるよう願いつつ、新天皇陛下のご即位を心よりお祝いしたい思います。

 ところで、平成最終日となった丁度昨日、地球の裏側に位置するヴェネズエラでは、クーデターが勃発したとの報道が伝えられておりました。同国では、政治的な混乱に原油安が重なり、同国の経済は相当厳しい状況に直面していることは、昨年あたりからしばしば話題になっておりました。こういう困難な状況に国家が直面したとき、激しい手段よる政権交代が世界を見渡すと普通に起こされているのです。まず、西洋社会では、仏革命とロシア革命などが代表的です。壮大な社会実験が70年の時を経て失敗に終わったロシア革命は言うに及ばず、世界史の教科書などで「自由、平等、博愛」の精神が強調され、市民革命のお手本のように教えられる仏革命にしても、同時代の英国人エドモンド・バークはこれを徹底批判する立場から「仏革命省察」を著しています。実際、仏革命による犠牲者の数は夥しいもので、革命およびそれに続く一連の争乱の犠牲者数は200万人(「フランス革命の代償」R・セディヨ著)にも及ぶという説があります。ちなみに、明治維新のときの戊辰戦争の犠牲者は、多くて1万3500人程度なのだそうです。

 東洋史を紐解いてみると、易姓革命の名の下にちゃぶ台返しの大混乱が王朝交代のたびに繰り返えされていたことが分かります。例えば、西暦2年の漢帝国の総人口は、約6000万人弱だったという記録が残されています。その漢帝国は、西暦8年王莽による簒奪にあいますが、王莽の建てた新王朝も23年に滅び、その後14年間の混乱を経て37年にようやく漢帝国が復活しますが、この間の大混乱で人口は千数百万人まで激減しています。後漢時代の安定期に人口は再び6000万人に近づきますが、184年に黄巾の乱が勃発して以降、軍閥割拠、後漢の滅亡から三国志の時代にかけ戦乱と飢饉が続き、人口を400万人程度まで激減させたこともあったのです(「皇帝たちの中国」岡田英弘著)。吉川英治の「三国志」、司馬遼太郎の「項羽と劉邦」など英雄と豪傑たちの物語の陰で、その戦乱や飢饉が人々の生活と生命に与える影響の凄まじさは想像を絶するものだったようです。

 日本と英国という洋の東西に位置する島国は、そのような大陸における大混乱の影響を受けつつも、海に守られていたために大陸の戦乱に完全にのみ込まれることなく、国家体制を比較的自然な形で形成して行けたのは、まさに天恵だったといえるのかもしれませんが、天恵を生かすために注がれた祖先の知恵と努力を見逃してはなりません。とりわけ、我が国の万世一系の姓を持たない皇室をいただくことは、易姓革命による簒奪を全否定し、決定的な内戦や殺戮を防ぐ祖先の知恵の賜物でした。私たちは、バークや英国に学ぶまでもなく、現代人の浅薄な正義感ではなくて、二千年を超える祖先の知恵に沿った生き方をしてゆけば良いだけなのかもしれません。

 日本国憲法第1条「天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であって、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基づく。」ここでいう、日本国民の総意とは、現に存在している日本国民に限らず、過去と未来に及ぶ時空を超えた日本人の総意とされています。二千年を超える万世一系の伝統を否定することになりかねない母系天皇の誕生、母系天皇につながるおそれがある女性宮家や女性天皇待望論が危険なのは、正にこの点です。

 とはいえ、本日は、素直に新天皇陛下のご即位を寿ぎ、令和の御代の到来をお祝いしたいと思います。皇弥栄!

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浅草行政なんでも相談所

 総務省が開設している行政相談所は、浅草でも毎週金曜日に開催されています。場所は、生涯学習センター1階のアトリウムです。毎週、社労士、弁護士、司法書士などの士業に携わる専門家が、総務省の職員と一緒に担当しています。社労士は、毎月第4金曜日で、昨年4月から1年間は、浅草社労士が担当しています。

 なんでも相談といっても、各士業の専門分野ということで、第4金曜日は、主に人事労務と年金などに係る相談が中心になります。行政に関する一般的な相談、苦情なども受け付けています。今年度最初で平成最後の相談所開設は、大型連休前の26日となります。生涯学習センターのアトリウム、是非お氣軽にお立ち寄りください!!!

 浅草行政何でも相談所 人事労務・年金相談
開 催: 毎月 第4金曜日 次回 4月26日
場 所: 台東区生涯学習センター1階
時 間: 13:00 ~ 16:00

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